視界が変わるということ

授業が終わってからの中2のH君との話。

 

「前のテストで最高点を取って、今回のテスト(実力テスト)が400点を少し超えたくらいだったけど、そんなに良かったと思えへんねん。前やったらすごい点数と思ってたけどなんでやろ。」

 

定期テストに比べ、実力テスト(宿題テスト)は全体的に点数が下がるのが普通です。範囲が広い、決まっていないので一夜漬けが聞かなくなるのが通説です。

 

夏休み中は講習を受けながらも、「実力テストで400点越えなんて無理~」と連発して、

「なんでやる前から無理とか壁つくんねん。」とそのたびに私から言われていたのに。

 

これは、彼の防御線だったようです。ひそかに400点以上を狙っていたみたいです。

 

ひとまず、胸の内にしまっていた目標はクリアしたようです。

 

しかし、冒頭の彼の言葉、明らかに視界が変わりました。

自分で高いところへ登って、見渡すと今回の自分が低い位置にいたことを自分で気付いたようです。

 

「次は1学期の期末よりいい点数とれるかな。」と帰り際ぽつりとつぶやく。

 

「あほ、とれるかなと違ってとるんや。前回も今回も、無理~とか言っててとれたんやろ。取るために頑張ったんやろ。」と私。

 

「うん」と言いながら帰っていきました。

 

点数は全てではないですが、マイルストーンとしては大切なものです。

そして、一段一段高みに行くと、視界が変わっていくものです。

 

すべての生徒の視界を上げるように、工夫を凝らしていかなければいけません。

 

幸先いい9月の夜の出来事でした。